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「見られる動画広告配信 GP」テリー伊藤さんを起用 フリークアウト・ホールディングス初のタクシーCMを配信開始


株式会社フリークアウト・ホールディングス(本社:東京都港区、 代表取締役:本田 謙)は、テリー伊藤さんを起用したグループ初となるタクシーCM、”見られる動画広告配信「GP」( https://xgp.jp/ )”を10月10日より配信開始しました。

【FreakOut】見られる動画広告配信のGP【30秒CM】

【FreakOut】見られる動画広告配信のGP【30秒CM】

 

【テリー伊藤さんからのコメント】
この度「フリークアウト・ホールディングス GP」のタクシーCMに出演させていただきました。
戦うフィールドは異なるものの、フリークアウトの社名の由来である「度肝を抜く」は私の演出観に通じるものがあり、出演を快諾しました。
いちメディア人として、私の魂を込めて作ったコンテンツが作業用BGMのような動画と並列に扱われており、そこに広告掲載されていることを広告主が知らない、という業界の状況に非常に驚きました。私の仕事仲間に聞いてもBGM動画は(画面を)全く観ないという意見が殆どでした。これじゃ意味がない、作り手としても悲し過ぎます。
GPの広告出演を通じて広告業界に限らず、全動画クリエイターが望む「見られる動画の世界に貢献できればと思っております。
ぜひ多くの方にご覧頂けると嬉しいです。


【フリークアウト・ホールディングス 代表取締役 本田 謙より】

私からは、本CMの背景となる昨今主流となった動画広告における知られざる課題について、より掘り下げて解説していきます。

動画広告時代に求められるアドベリフィケーションとは?

『広告(アド)が正しく掲載されているかを検証(ベリフィケーション)すること』を、アドベリフィケーション(略してアドベリ)と呼ぶが、これまでのテキスト主体のウェブページと異なり、動画メディアに広告を出稿する際、どのようなアドベリがなされるべきか?

結論から言えば、その広告が本当に視聴されているのかの検証を行うべきであり、配信されているのに視聴されていない動画への広告出稿をどれだけ抑えられているかが、動画広告のアドベリには求められる。

テキスト主体のウェブページが全盛の頃は、広告がクリックされて、その後に商品購買や問い合わせがあれば、広告効果があったとみなされたことから、クリックさえ発生すればよいと、低品質なウェブサイトや違法サイトに広告が大量に掲載されることとなった。これを止め、主に掲載サイトのクオリティチェックとしての役割を果たしたのが、当時のアドベリフィケーションであった。

一方の現代の動画広告時代においては、広告がクリックされてすぐに商品が購入されることは必ずしも主目的とならず、(商品を知ってもらうための)認知を目的とした動画広告の出稿が一般的だ。自分自身の視聴を振り返ってもわかるように、動画視聴中に広告をクリックして別サイトに遷移して、すぐに商品購買へ向かうような視聴経験は、あまり思い当たらないだろう。認知が目的ならば、広告主としては、ちゃんと視聴されていることを当然期待するのだから、まず何よりも視聴されたかを検証できることが、動画広告のアドベリには求められるのだ。

例えば、大手動画配信サイトYouTubeにおいても、彼らが販売する広告商品の中に、TrueViewという商品がある。これは文字通り「本当に視聴された」広告であることをアピールする広告商品名であるが、こちらの商品は、スキッパブル広告と呼ばれる、広告が最後までスキップされなかった場合のみ課金(CPCV課金)する方式が取られていたり、動画の中盤(ミッドロール)や最後(ポストロール)でなく、視聴者が確実に見ているであろう動画の最初の部分(プレロール)への広告掲載が主体となっているのが主な特徴で、YouTubeの主力広告商品と言えるだろう。

だが、動画市場が拡大を続け、このような課金型広告が一般的になる中で、以下のような2つの疑問点が生まれてくる。

1.広告がスキップされなかったことが、本当に視聴されたと言えるのか?

視聴者が広告スキップを行わなかった視聴を、確実に視聴されたと言うには、当然だが視聴者がスマホ、PCの前で画面を見ていることが前提となる。なので、動画は再生しているが、画面を見ていない視聴時に広告が出てしまうと、その場合はスキップを行うこともないことから、「見られてもいないのに課金が発生する広告配信」となってしまう。

このような動画視聴の代表的なケースが、音楽動画の視聴時の広告配信であろうそれらの動画の特徴は、動きの少ない画像に音楽を載せているだけであることから、その画面を見続けることに意味がなく、動画ではあるが、実際は音を聞かせるだけのことを目的とした動画がほとんどだ。

問題はこれらの音楽動画にも、上記スキッパブル広告が出てしまうことであり、広告主はそれとは知らずに、視聴が意図してスキップボタンを押さずに最後まで広告を視聴したと思うかもしれないが、実際はそもそも画面をみていないのにもかかわらず、完全視聴されたと見なされた課金がされてしまうのである。

もはや当たり前になった、インターネットを通しての音楽視聴であるが、今や(ストリーミングやダウンロードなど、他の)どんな視聴方法よりも、インターネット動画配信サイトで音楽を聞く人というのが多くなっていることから、この視聴実態が動画広告全体にとっても、かなりの影響を与えてることがうかがえてくる。

(参考)音楽に関する調査-オンラインライブの利用経験割合は?
https://insight.rakuten.co.jp/report/20210518/

2.プレロール広告は、本当に視聴開始直後なのか?

ここまで読んでいただいて、以下のように思われる方がいるかもしれない。

「プレロール広告なら画面を見ているはずだから、プレロール主体なら問題ないのでは?」

確かに視聴者が観たい動画を選んですぐに出るプレロール広告なら、たとえ音楽動画であっても、視聴者はまだちゃんと画面を見ているのではないかという疑問だ。これについても答えていこう。

動画配信サイトにおける、画面を見ない音楽視聴は主に2つのパターンが考えられる。一本の長尺動画を選んで流しっぱなしにする場合と、短尺動画のまとまりをセットにしたプレイリストを選んで再生する場合だ。ここで問題になるのが後者のプレイリスト再生である。

短尺動画のセットであるプレイリスト視聴においては、プレイリスト内の次動画は、前の動画終了後、自動的に再生されていくが、2曲目以降のプレロール広告は、プレイリスト全体の視聴行為を考えた場合、これは視聴の途中で流れてくる広告なのだから、プレロールというよりは、ミッドロールのような扱いであるはずだ。つまり、視聴者が動画を選んですぐに出てきた広告ではないのに、プレロール広告の扱いになってしまっている。これが音楽動画のように、視聴者が画面から離れやすい視聴時において当たり前のように発生することで、結果的に広告主の望まない広告配信が、わかりにくいところで大量に起きやすくなっていることが問題なのだ。

このプレイリストは、利用者なら(動画配信者でなくても)誰でも作れて公開できるし、人気動画を集めたプレイリストは、検索結果にもよく出てくることから、この「プレロールのミッドロール化」による、観られていないのに完全視聴とされる広告課金問題は、掘り起こすほどに、想像以上に大きな規模の問題であることがわかってくる。

音楽プレイリスト、2曲目からプレロール広告

■よいコンテンツに、よい広告を

このような「広告主が意図しない広告配信」を可能な限り未然に防ぐのが、動画広告におけるアドベリフィケーション技術だ。単純に音楽カテゴリーを避ければいいというだけでなく、一つ一つの動画コンテキストをコンピュータが解釈し、広告主の意図に沿わないコンテンツ上での広告掲載を、未然に防ぐ技術が求められる。動画コンテキストの解析にあたっては、人力ではなく、コンピュータによる解析が必須となる。これは膨大なインターネット動画のコンテンツチェック作業は、人力目視では到底不可能なボリュームだからだ。

またベリフィケーション(検証)は、動画配信サイトの利害とは独立した第三者機関が行うべきである。大手プラットフォーマーが、媒体も、広告配信の仕組みも、どちらも押さえてしまうと、このように広告主が知るべき不都合が非常に見えづらいところに置かれてしまうからこそ、大手プラットフォーマーは、第三者によるベリフィケーション行為に対して、そのプラットフォームの一層の開放していくべきと考える。動画広告市場は、もはやそれが隠し通せるような市場規模ではないのだから。

よいコンテンツには、よい広告主による、よい広告が自然と出稿がなされるような、あるべき動画プラットフォームを望むし、サードパーティとしてその一助となるサービスを展開していきたい



株式会社フリークアウト・ホールディングス
代表者: 代表取締役社長 Global CEO 本田 謙
設 立: 2010年10月1日
資本金: 3,552百万円
本社所在地: 東京都港区六本木 6-3-1 六本木ヒルズクロスポイント
事業内容: フリークアウト・ホールディングスは、広告事業を中心に、マーケティングテクノロジー全般の事業を展開する企業グループの持株会社です。インターネット広告のリアルタイム取引を日本で初めて事業化し、広告取引を人の手からコンピュータ間の取引に変えていくことを目指したのが当社グループのはじまりです。コーポレートミッション「人に人らしい仕事を。」を掲げ、高度なテクノロジーにより、人らしい仕事に価値をもたらすサービスの創出を推進してきました。現在は、日本のみならずアメリカ、アジア各国へ事業展開しています。
公式サイト:  https://www.fout.co.jp/

以上

お問い合わせ先
株式会社フリークアウト・ホールディングス
広報:佐々木
TEL:03-6721-1740/ Mobile: 070-1458-5763
E-mail: pr@fout.jp

 

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