テレビCM崩壊 Part1
「テレビCM崩壊」(Joseph Jaffe 著)の本を読み始めた。まだ数ページしか、読んでいないが、
タイトルは、かなり刺激的だ。
マス広告モデルは、50年以上も変わっていないが、インターネットの登場・進化により、
消費者の情報収集・購入行動が変化をはじめて、メディア環境も変化・進化している。
(消費者行動の一部は、「AIDMA」から「AISAS」へ移行している)
この本では、CMも生まれ変わり、新しいマーケティング手法を考えて、劇的に変化に
対応せよ!というメッセージを発信しているのだろう。
アメリカのように、50年代は3大ネットワークだったものが、今では数百、数千万の
チャンネルになっている(1家庭の視聴チャンネルは、300チャンネル以上)。
TVメディアは、視聴者の多様なニーズに応えるため、チャンネル数が多くなった。
その代償として、広告費が分散・減少して、制作費が減少(番組の質が低下)と
いう結果に至った。番組の質が低下すると、視聴者が減少して、広告がさがり、
負のサイクルに入っている。
日本は、民放6局が中心であるが、BSデジタルや地上波デジタル、ケーブルテレビ局の
チャンネルが徐々に増えてきた。これは、負のサイクルに入りつつある。
しかし、アメリカに比べると分散は少ない。
日本のCM文化は、アメリカのCM文化と異なる部分は多分にあると思う。
アメリカの事例が、日本に全て適用できるとも思っていない。
しかし、この本は、将来の危機を予測する際には、貴重な情報源になると思う。
日本のCMは、インターネットと流通とクリエイティブが融合することで、新しいCMの
概念が登場し、今までの文化を継承しつつ、さらに進化を遂げると信じている。
今後のCM業界は、変化に富むだろう。共に楽しもう!
